元トップセールス販売員が教える相手をしてはいけない販売員の特徴5つ

お買い物楽しんでますか?

元アパレル・トップ販売員のひろまさ(@hiromasa79)です。

最近はプチプラブームの波に乗って、G.U.の一人勝ちが続いているというニュースを見かけました。

自分もついついG.U.で買い物してしまいます。

  • なんといっても安いし
  • 自由に見て回ることができるし
  • 気軽に試着することができる

それなりに見える普段着を、セルフで気軽に購入できるというメリットは、今の空気感にぴったりハマっていると思います。

 

一方で、駅ビルや百貨店・路面セレクトショップのようなお店はどうでしょうか?

ふら〜っとウィンドウショッピングをしていて、

それ可愛いですよね〜。昨日入ってきたばかりの新作で人気なんです!私も持っry・・・
(・・・自分が持ってて、で?・・・うざいなぁ・・・)

 

みたいな経験したことある人も多いんじゃないでしょうか?

 

そうでなくても、

  • いつもと違った場所に着ていく特別な洋服をがしていたり
  • 自分に似合う洋服を教えてほしい
  • 流行の商品を着て見たいけどコーディネートに自信がない
  • アウターみたいに高額なものを買いたいのでいろんな情報が欲しい

みたいに、本当に販売員のアドバイスが欲しい時って意外と多いと思います。

そんな状況になったとき、自分が信用できる馴染みの販売員さんがいれば安心ですが、なかなかそういうわけにはいきません。

 

そこで今日は、本当にあなたのことを思って真摯に対応してくれる販売員さんを見つけるために、“相手をしてはいけないダメ販売員の特徴”を挙げてみたいと思います。

こんな販売員さんがいたら、華麗にスルーしてあげましょう。

ではどうぞ。

 

元トップセールス販売員がスルー推奨する販売員の特徴5つ

ぼくが実際に販売員として働いていた頃の経験をもとに、ダメ販売員の特徴を5つにまとめてみました。

 

スルー推奨その1:商品を畳みながら話しかけてくる

この販売員の行動には2つのパターンがあります。

どちらの場合も、“お客様にお買い物を楽しんでもらう”という本質的な思考からくる行動ではないので、要注意のサイン。

  1. 自分が手持ち無沙汰にならないためのアイテムとして商品を持っているパターン
  2. お客様に相手にされなくても、自分は作業をしているんだという言い訳のために商品を持っているパターン

①の場合、お客様に対して販売員の方が心を開いていないこと、興味を持って観察できずに自分の頭の中で会話してる時間を、「商品を畳む」という行動によってごまかそうとしている心理状況にあります。

②の場合、アルバイトさんなどの初心者の販売員にありがちですが、お客様に塩対応されたとき「商品を畳む作業」に素早く気持ちを切り替えることで、心の平穏を保つ為のアイテムとして使用されています。

中には、「自然に見えるように敢えて持っている」なんて反論も聞こえて来そうですが、論外です。

大切な商談に来てくれた取引先を出迎えるときに、作業をしながら応対をすることがありますか?

 

スルー推奨その2:突然聞いてもいないブランドうんちくを語り出す

会話ができない販売員さんの典型的パターンがこれ。

初心者レベルを卒業したと勘違いしている販売員に多い特徴です。

ひどい場合だとお客様のことを自分より下と思い込んでいる可能性もあるので、あなたがうんちく大好きでないならば華麗にスルーしてあげましょう。

そもそも、その商品の前で立ち止まったのはなんでだろう?と少しでも考えられる販売員ならば、こういうことには絶対なりません。

 

スルー推奨その3:「これ私も持ってます!」or「新作(人気)なんです!」

で、出たー!(笑)きっとあなたは、心の中でこう思っているはず。

にも関わらず、未だにこれがセールストークだと勘違いしている販売員さんは本当に多い!

軽く会釈をしてその場を立ち去りましょう。

 

スルー推奨その4:視界の外から声をかけてくる

優しさなのか何なのか良くわかりませんが、遠くのレジの方から背中に向かって声をかけてくる販売員さんがいます。

また、気になる商品をしげしげと見ていたら、急に背後から声をかけられてドキっとして振り返るなんてケースも・・・

ベテラン販売員に多い“何気ない感じで声かけしてるんだという余裕”を勘違いして、相手のことを見失っているパターンです。

会話が始まると、そこはベテランなので話し上手なのですが、本質的な部分でズレていることが多く、商品を買った後に虚しさが残ることもしばしば。

 

スルー推奨その5:そもそも声かけをしてこない

ブランドやお店の方針という場合も中にはありますが、ファストファッションと呼ばれるような低価格ショップでない限り、ファッションアドバイザーの存在は必須であるとぼくは思います。

吉野家の牛丼を頼むのに店員さんに詳しい説明を求める人はいないと思いますが、高級フレンチに行ったときオススメの料理やワインをウェイターに教えてもらうことは多いですよね?

人は値段が高くなればなるほど、“失敗したくない”“損したくない”という気持ちは強くなります。

そういう不安や期待を汲み取り、必要なタイミングで声がけするのが販売員の役割です。

こちらから声をかけないといけないようなお店は、スルーした方がいいかもしれません。

 

とは言っても、世の中素敵な販売員さんはたくさんいます!

もしあなたが「販売員ウゼェ〜」とか「勝手に話しかけてくんな!」と思っていたら、本物の販売員の接客を受けたことがないだけかも知れません。

あなたの潜在意識にある漠然とした欲求を自然と引き出し、目の前の商品やサービスとして具体的に掲示してくれる

そんな販売員に出会ったとき、きっとあなたの考え方は180°違ったものになるはず。

 

あなたには、そのサービスを受ける権利があります。

そのためにも、ダメダメな販売員を見抜く目を養っておくのはとても大切なことです。

 

P.S.
最近、アパレル業界のいいニュースを耳にすることがだんだん少なくなってきました。

この業界を支えているのは、紛れもなく日々現場で汗水流して働いている販売員です。

だけど、毎日入荷するダンボールに入った商品を捌くだけの物流要員になってしまっていたり、レジや商品整理をするための作業員になってしまていたりする現状を見るととても悲しくなります。

 

お客さんとお店のスタッフさん、それぞれ同じ場所にいるのにお互い違うところを向いているってどうなの?

そんな気持ちで書きました。

 

アパレル業界で働く人たちがもっとハッピーになりますように!

ではでは

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