ひろまさ(@hiromasa79)です。



共通する悩みは、今までとは置かれている環境や考え方が変わってきたのでどうしていいかわからないというもの。
同じ30代の男性として、「ファッションとどんな風に向き合っていけばいいのか?」ちょっと真面目に考えてみました。
洋服に何を求めるのか
昔、ある入社面接で「なぜ洋服が好きなのですか。」という質問をされました。
そのとき、「洋服は、どんなものを着るかで自分の気持ちも変わる。お気に入りのコーディネートがビシッと決まったら、1日をハッピーな気分で過ごせる。TPOに応じて使い分けることで、見せたい自分・なりたい自分に変身できるから。」と答えたことがあります。
オシャレって、自分が好きなものを着ているだけだと思っていても、やっぱり周りの人からの評価の対象になってるんですよね、良くも悪くも。
どんなに奇抜な格好をしている人でも、自分1人しか存在しない世界だったら、きっとオシャレしようとは思わないはずです。
むしろ評価してくれる相手がいるからこそ、どう見られたいかという思考が生まれます。
そこに自分をプロデュースする余地が生まれます。
なりたい自分をプロデュース
まずは自分が誰かに、「こんな風に思われたい」というイメージを想像してみます。
- クール
- 知的
- 優しい
- 格好いい
- 男らしい
- 中性的
など色々ありますが、それぞれ「らしく見えるファッション」のコツというかポイントが全然違います。
「自分のキャラクターに合ったもの」という考え方でもイメージが掴みやすくなります。
等身大とコストパフォーマンス
10代の時は、有名な海外デザイナーの「服を買うためにアルバイトに汗水を流した」という経験をした人も少なくないはず。
30代になった今自分は、洋服にそこまでお金と時間をかけることはできないけど、ほどほどにオシャレを楽しみたいと思っています。
その中で、自分なりのこだわりや妥協点を持っておくと、買い物で悩むことが少なくなります。
僕の場合、
- アウターは数年着ても陳腐にならないようなきちんとしたもの
- インナーやボトムスはコーディネート重視でお手頃価格のもの
- 靴やカバンはお気に入りの逸品
- 季節もののアクセサリーはトレンド重視
- 基本、専業メーカーの定番品は欲しい!
といった感じです。
コストパフォーマンスについては、「これがいい!」と「これで良い」をうまく使い分けていかないと難しいです。
衝動買いしてしまったら、それはそのとき。後付けでも「買ってよかった理由」を探しまくれば良い・・・!ということにしておきます。
ノームコア
一時期、トレンドのキーワードになっていたこの言葉を知っていますか?
シンプル」や「普通」という意味で使われることが多い。 ノームコアとはNormal(ノーマル) とHardcore(ハードコア)を組み合わせた造語。「 究極の普通」を意味するニューヨーク発祥のファッション用語で、普通を楽しむファッションスタイルを指します

よくご存知のスティーブ・ジョブズは、ノームコアファッションの象徴とも言われます。
なぜそのアイテムを選んだのかは別にして、一見してジョブズだとわかるあの格好は、自分としてはすごくかっこいいなと思います。
ノームコア(普遍的)をベースに、トレンド(流行)を10〜20%コーディネートに取り入れるだけで、さりげないオシャレを演出することができます。
ここでブレないためにも、「ベースとなる普遍的なアイテムに何を選択するか」がとても重要だと考えます。
理想は小ぎれいなオッサン
なんだかんだ言っても、基本は「他人から見て綺麗か汚いかの2択」だと思うところもあったりします。
なんかを見ると、僕はいつも切ない気持ちになります。
「お前には関係ねぇよ!」って言われたらその通りですが、そういう細かい「デティールの記憶」って案外しっかり残ってるんですよね。
逆にそういうところに気配りできる人は、他の部分でもきっとそうなんじゃないかなと、相手が勝手に思ってくれたりします。
ハッとした人は、いい機会なので自分のワードローブを確かめて、汚れた洋服は思い切って処分してもいいかも。
自分も冬物のアウターに衣替えしないとなぁ・・・・
では